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玉井 広史
日本原子力学会誌ATOMO, 64(8), p.465 - 467, 2022/08
原子力安全と核セキュリティは、電離放射線の有害な影響から公衆と環境を防護するとの同一目標を共有しているが、それぞれの対処行動には相違するものもあり、とりわけ防護が脆弱となり易い輸送時における両者の間のインターフェースが大きな課題である。このため、IAEAは、放射性物質等の輸送における原子力安全と核セキュリティを相補的に強化することを目的として、2021年12月、関連する技術レポートを発行するとともに国際会議を開催した。技術レポートと国際会議の概要を紹介する。
玉井 広史
日本原子力学会誌ATOMO, 63(9), p.677 - 678, 2021/09
国際原子力機関(IAEA)は、原子力安全と核セキュリティの相互補完を通じた強化の上で必須となる両者のインターフェースに関する各国のアプローチについて技術報告書を発出した。報告書は加盟国への良好事例に関する知見提供を目的として、両者のインターフェースの調整において重要な、法規の枠組み,原子力施設,放射線源,文化醸成,緊急事案への準備と対応のそれぞれについての各国の事例、分野横断的な課題の6項目をテーマとしてまとめている。
高橋 博樹; 狩野 忠*; 高橋 照雄*; 京谷 正彦; 島崎 潤也*
JAERI-Tech 2001-068, 78 Pages, 2001/10
原研は、将来の原子力船の動力源として、軽量・コンパクトで受動的安全設備を備えた一体型炉(改良舶用炉)について設計研究を実施し、工学設計を完了した。この一体型炉の設計性能及び運転性能を確認するとともに、一体型炉の運転操作の自動化研究に使用するために、一体型炉シミュレータを開発した。これは、今後、革新的小型炉等の研究開発にも利用が可能である。しかしながら研究開発に利用するにあたって、ハードウェアの性能向上及びソフトウェアのヒューマン・マシン・インターフェース向上が必要となり、ハードウェアの更新とソフトウェアの改良を行った。これにより、一体型炉シミュレータの操作性が向上した。また、市販のハードウェア及びソフトウェアを使用して、システムの改良を行ったことにより、汎用性が向上したとともに、保守性、拡張性及び移植性が向上した。本報告書は、一体型炉シミュレータのハードウェア更新及びインターフェース改良について、ヒューマン・マシン・インターフェース向上の内容を重点に報告する。
加治 芳行; 崎野 孝夫*; 宇賀地 弘和; 辻 宏和
「俯瞰的観点からの工学」シンポジウム資料集, p.175 - 178, 2000/11
これまで日本原子力研究所では、原子力用材料の種々の特性データを有効に利用するために、原子力材料総合データベース(JMPD)の開発を行ってきた。現在JMPDでは、11,000以上の試験片データが投入されている。本報告では、原研における材料データベース(JMPD)の整備の現状、改良したユーザーインターフェース、JMPDを用いたデータ解析の例及びJMPDの将来構想について述べる。特に今後重点をおいて進めていく項目は、(1)JMPDのコア及び周辺部をなすデータ(例えば照射原子力用黒鉛特性データ)の拡充、(2)よりユーザーフレンドリーなインターフェースの改良、(3)データネットワークシステムの構築及び高度化、(4)知識ベースの構築である。
田辺 文也
サイアス, 5(3), p.22 - 23, 2000/03
原子力発電プラントのような巨大複雑システムの安全確保のために多重防護の考え方に基づき多層の対策が立てられてきた。しかしながらより一層の安全性向上のためには新たな発想をもとにした方策が必要である。なぜならば、想定したシナリオを超える事故が多々起こるからである。このような場合に、作業者はシステムの機能的構造及びその背後にある物理プロセスに対する深い理解をもとに、システム状態を正確に把握して創造的な対処策を編み出すことが要求される。それに必要な的確なメンタルモデルの形成を支援し、事故対処策の創出を支援するものとして、原研では生態学的インターフェースという新しい概念に基づいて、新しいマンマシンインターフェースシステムを開発している。
池田 孝夫*; 吉田 英爾*
JNC TJ7400 2000-006, 159 Pages, 2000/02
地層科学研究においては、ボーリングをはじめとする多種多様のデータに基づき地質構造を解析・モデル化し、その結果を3次元的に可視化するとともに、これらの情報に基づき透水係水場を推定して地下水流動解析を行うことが重要である。そこで、これらの評価・検討を支援するシステムとして、各種地質データの解析を支援するLand Mark、地質構造モデルの構築を支援するEarth Vision、透水係水場を推定し地下水流動解析を行うFrac-Affinityから構成される「地質環境データ解析・可視化システム」を平成9年度に開発している。しかし、上記ソフトウエアのうち地下水流動解析を行うFrac-Affinityは、解析対象が飽和解析に限定されていたことから、超深地層研究所の建設に対応してコードを飽和・不飽和解析に拡張することが必要となっていた。そこで本業務では、昨年度の検討を通じてコード拡張の理論的可能性が明らかにされたのを受け、ソルバー等の改良によりFrac-Affinityを飽和不飽和解析に拡張するとともに、超深地層研究所に関連する地下水流動解析の中で実施時期の観点から最も優先順位が高いと考えられる、立坑掘削の影響評価解析に必要なコードの改良を行った。主なコードの改良点は次の通りである。・コードの飽和不飽和解析への拡張・ソルバーの改良による解析可能最大接点数の向上・入出力インターフェースの改良、具体的には主として以下の事項 飽和不飽和解析に対応した入力項目の追加 差分メッシュ(Frac-Affinityネットワーク)や流速ベクトルの可視化 エラー情報の充実・飽和不飽和解析に対応した境界条件(自由浸出、涵養)の追加・立坑掘削を模擬するための内部境界の形状や境界条件の経時変化を取り扱う機能の追加・差分メッシュ(Frac-Affinityネットワーク)構築方法の改良と、部分的に差分メッシュの密度を調整する機能の追加 これに加えて、飽和・不飽和地下水流動解析に対して拡張したFrac-Affinityにより、立坑掘削の影響解析を含む一連の試解析の実施し、Frac-Affinityの飽和・不飽和解析、特に立坑掘削の影響の評価に対する基本的な適用性を確認した。また、「地質環境データ解析・可視化システム」では、Land Mark、Earth VisionならびにFrac-Affnityの有機的な
加治 芳行; 崎野 孝夫*; 宇賀地 弘和; 辻 宏和
Proceedings of 9th German-Japanese Workshop on Chemical Information, p.121 - 124, 2000/00
これまで日本原子力研究所では、原子力用材料の種々の特性データを有効に利用するために、原子力材料総合データベース(JMPD)の開発を行ってきた。現在JMPDでは、11,000以上の試験片データが投入されている。本報告では、一部インターネットを通して利用可能なJMPDの現状、改良したインターフェース、JMPDを用いたデータ解析の例及びJMPDの将来構想について述べる。特に将来の重点項目は、(1)JMPDのコア及び周辺部をなすデータの拡充、例えば照射原子力用黒鉛特性データ、(2)よりユーザーフレンドリーなインターフェースの改良、(3)データネットワークシステムの構築及び高度化、(4)知識ベースの構築である。
佐々木 明; 米田 仁紀*
プラズマ・核融合学会誌, 75(5), 507 Pages, 1999/05
プラズマX線レーザーの発振を達成するには、ピコ秒オーダーの短時間にプラズマ中に利得生成に適した温度、密度状態を作り出す必要がある。この条件の解明のため、2次元プラズマ流体コードと原子過程ポストプロセッサを組合せシミュレーションコードを開発し、このようなコードから出力される大容量のデータを解析するための可視化、動画像作成技術について検討した。市販のデータ解析ソフトでは扱えるデータ書式や出力表示方法に制約があることから独自プログラムを開発した。ウィンドウ環境では複雑な多くのデータ処理が必要になる問題点を解決して可視化プログラムを開発し、Al Balmer-線を用いる再結合レーザー(波長=39の特性を調べ、より高い軟X線利得を得るターゲット条件を明らかにした。
杉本 昌義
Proc. of Int. Workshop on Controls for Small-and Medium-Scale Accelerators, 0, p.115 - 117, 1998/00
原研自由電子レーザーの制御系が稼動し始めてから3年が経過した。現在およそ10台のパソコンをシンワイヤのイーサネットないし無線モデムで接続している。各機器の制御はCAMACおよびGPIBを介して行い、グラフィカルユーザーインターフェースを使用したオペレータインターフェースを標準に採用したシステムをWindows上に設計・実現化した。最近従来の方法に代わるトップダウン型の制御方式が可能なインターフェースを設計し新規の電子銃の制御に応用することを試みた。従来方式は制御対象項目を選択することから始まるがそのためには機器の性質の熟知が必要で同時に扱えるパラメータ数には限度がある。代わりに個々のタスクを代行するエージェントの選択から始めるという手法をとるとタスクの目的さえ理解すれば運転が可能となる。この方法に基づく電子銃制御インターフェースの設計について述べる。
岡村 哲也*; 村上 亨*; 立川 敏樹*; 上松 敬; 奥村 進; 荒川 和夫
Proceedings of 13th International Conference on Cyclotrons and Their Applications, p.644 - 647, 1993/00
サイクロトロンの調整を容易にし、しかも調整時間を短縮するために調整支援システムを開発した。本システムは、1)ビーム軌道の計算表示機能、2)サイクロトロンのアクセプタンスを満たすパラメータの設定可能領域を計算表示する機能、3)調整の評価量であるビーム電流値の分布を調整履歴として表示する機能の3つの視覚化インターフェースから構成されている。本システムの有効性を評価するために、調整時間の測定と操作感覚のアンケートを行った。その結果、準最適値を得るまでの調整時間は従来のシステムに比べて約35%減少することを確認した。また、アンケート調査では、すべてのオペレータから本システムの有効性について高い評価が得られた。
鈴木 美寿; 西田 誠志*
no journal, ,
サボタージュ防護強度の高い原子力発電所を考えるために、IAEA技術文書(NSS No.16)を参考に悪意を持った敵対者による初期事象を考慮して、サボタージュET/FTを使ってターゲットセット、重大サボタージュシナリオ及び枢要区域の特定と防護セットの具体的策定方法を、例題を用いて提案する。また、施設設計における安全とセキュリティのインターフェースについて、妨害破壊行為リスクの低減及び深層防護の観点からその重要性を示す。
鈴木 美寿; 西田 誠志*; 出町 和之*
no journal, ,
航空機テロに対する備えとして新規制基準に取り入れられた特定重大事故等対処設備に係る原子力規制庁の審査及び事業者に対する信頼性確認制度の施行準備等、原子力発電所に対するテロ対策は着実な進展を見せている。ここでは、国際的に紹介されている核物質防護のための枢要区域特定手法を用いて、原子力発電所のサボタージュ対策についての事例検討を行い、安全とセキュリティのインターフェースについて考察する。
鈴木 美寿; 出町 和之*
no journal, ,
Safety-Security(SS)検討会においては、安全とセキュリティのインターフェースについて検討を進めている。本発表では、PRAと比較した枢要区域特定手法(VAI)の応用事例及びセキュリティに起因する重大事故時のフェーズ解析について報告する。
鈴木 美寿; 中村 陽; 木村 祥紀; 出町 和之*
no journal, ,
SS検討会においては、安全とセキュリティのインターフェースについての検討を進めている。本発表では、原子炉プラントシミュレータにサボタージュ攻撃による被害進展を取り入れたサボタージュ防護訓練用のシミュレータ構想について報告する。
鈴木 美寿
no journal, ,
日本原子力学会の核不拡散連絡会と標準委員会の下の安全検討会との連携として活動した、原子力安全と核セキュリティ(Safety and Security: SS)検討会の活動報告として、原子力における2S(原子力安全と核セキュリティ)インターフェース実現のための提言という企画セッションを、2019年春の年会時に開催することとなり、この企画セッションにおいて、定性的核セキュリティリスク評価と題して発表する。
曽根原 正晃; 青柳 光裕; 小坂 亘; 内堀 昭寛; 岡野 靖
no journal, ,
開発システムの民間への供与を前提としたユーザー利便性向上のため、AIを用いた設計最適解探索ツール、ユーザーインターフェースである入力GUIツール及び品質保証自動化ツールの基本部分を構築した。
山田 大地; 川端 邦明
no journal, ,
本発表では遠隔操作ロボットのオペレータの支援を目的として、3次元情報の提示手法の開発について述べる。本研究ではロボットの周囲の環境の認識を容易とするとともにオペレータの負担を軽減する手法の開発に取り組んでおり、具体的に提案手法ではカメラ画像に3次元情報を重畳表示することでオペレータの視点の移動を減らし、認知的負荷の軽減する手法を開発している。本発表では、走行ロボットを想定した提案手法の実装とその評価実験について述べる。